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アンティグア グアテマラ

アンティグア

アンティグアは16世紀から18世紀に栄えたグラテマラの古都で、かつてグアテマラの首都が置かれていた。アンティグアにはスペイン統治時代を彷彿とさせるバロック様式の建築物がたくさん現存し、街自体が世界遺産に登録されている。廃墟となった古い教会などもアンティグアの歴史を象徴する観光スポットで、街の周辺にはコーヒー栽培に適した土壌を育む多くの火山があり、トレッキングツアーに参加する拠点の町としても知られている。また、中南米旅行の玄関口としても知られるグアテマラの中でも、人気のスペイン語学校が集まる街でもある。

アンティグアの見所

・十字架の丘

アンティグアの旧市街北側に位置する町を一望できる絶景ポイントが十字架の丘(セロ・デ・ラ・クルス)。十字架の丘へは15分程度で登る事ができるが、アンティグア自体が1500m以上の標高がある事もあり息切れしてしまう。途中に休憩スポットもあるため、適度に休憩を挟みながらのんびりと登るのが良いだろう。

丘の上からは正面にアグア火山、眼下にはアンティグアの街を一望でる。過去には山賊が出るなど、治安が悪いという状況もあったが、今は警備されており安心して登れる。ただし、早朝や夜は警備がないため、夜景などの写真を撮りたい方は自己責任で。

・メルセー教会

メルセー教会は、アンティグアがこの国の首都だった1751年に建設された。しかし1773年にサンタ・マルタ地震という大地震がアンティグアで発生し町の大部分は破壊され、この教会もそれを免れることはなく廃墟と化してしまった。その後1855年に今の建物が建てられた。今でも旧教会は新しい建物の中に大切に残されていて、中庭にはかつて中米一の大きさを誇った噴水がある。

・中央公園

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旧市街で地元の方や観光客が最も集まり賑やかな場所が中央広場(パルケ・セントラル)。中央にはアルゼンチン人の彫刻家によってつくられた人魚の胸から水が吹き出すユニークな噴水がある。

周りは市庁舎や大聖堂(カテドラル)など歴史ある建物に囲まれており、落ち着いた印象。夜はライトアップされてまた違った雰囲気が楽しめる。近くにはおしゃれなカフェや土産物屋、両替やキャッシングができる銀行もある。

・時計台

アルコ・デ・サンタ・カタリーナは、アンティグア屈指の観光スポット。シンボルともなっている黄色のアーチの上には時計があり、時計台と呼ばれる。こちらのアーチは1694年に建設されたもので、元々は修道院と学校を行き来する修道女達の為につくられた回廊の役割を持つものだった。

黄色のアーチは昼の太陽の下でも夜ライトアップされた中でも美しい。晴れていればバックにアグア火山が入った写真を撮ることもできる。人気の観光スポットとあって終日多くの人々でにぎわっているため、人の少ない朝一番のお出かけがおすすめ。

・市場

アンティグアでは基本的にスーパーマーケットで必要なものは全て買う事ができる。ただし、市場(メルカド)に行けばさらに多くの品揃えから安価に買い物をする事が可能。現地の方が通うレストランや飲み物屋さんから、衣料品、お土産屋、八百屋、電化製品などありとあらゆる店が所狭しと軒を並べる。全ての店を見て回るのは至難の技で、一回行った店にもう一度行く事も慣れていない我々には難しい。

カオスな雰囲気を求めて観光するのは良いが、スリなどには注意。また、偽物も多いので、見極めをしっかりと。

他にも

世界遺産の街アンティグアは、近くの街にはコーヒー農園もあり、見学や試飲を楽しむ事ができる。その他にもワイナリーやチョコレート博物館でコーヒーの加工、ヒスイの加工体験など、普段はなかなか体験できない事を体験できる。

ただ、治安面の不安もある。早朝や夜に単独行動することは避けよう。日本人がグアテマラで学校などを作る活動をしている事から、日本人に対しての印象は悪くないようだが、金持ちというイメージはあるようで、ぼったくられる可能性はある為、度を超えたぼったくりの場合ははっきりと反論しよう。

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