ペルーの定番観光地クスコはマチュピチュへの玄関口として世界中から観光客が訪れる人気の都市だが、今そんなクスコでマチュピチュに次いで秘かに人気を集めている観光地がある。それがクスコから約140km南東に位置する通称レインボーマウンテン。その名のとおり虹のように鮮やかな模様が美しい山で、標高5100mから見下ろす景色は絶景。テレビなどでその姿を見た事がある人も多いはず。
レインボーマウンテンの見所
レインボーマウンテンの正式名称はヴィニクンカ山。個人で行くことも可能だが、基本的にはガイド同行のツアーへ参加するのが一般的。クスコ市内の数多くの代理店がレインボーマウンテンへのツアーを扱っており、相場はおよそ100ペソほど。
ツアーではクスコ市内を早朝に出発し、ハイキングのスタート地点へ車で約3時間弱。高山病になる原因にもなる為、前日はしっかりと睡眠を取った上で、車内でも十分に睡眠をとっておこう。ハイキングは往復で約16kmの行程。標高5000m近い環境での16kmのハイキングはなかなかハードなので、自信のない方は馬に乗る事もできる。
ハイキングをはじめて約3時間。ゴール地点に近くなると標高が5000mを超えていることもあって、一歩一歩が本当にきつくなるが、最後の坂道を登りきればついに目の前にレインボーマウンテンが目の前に現れる。
地層の成分により、様々な色が入り混じるように模様を織り成すレインボーマウンテン。このような山は世界的にも珍しく、その絶景に今までの疲れも吹き飛ぶ。頂上は酸素も薄く長時間の滞在はできないが、その絶景を目に焼き付けよう。レインボーマウンテンの絶景に酔いしれたら、今度は後ろを振り返ってみよう。こちらはアンデス山脈の中でも有数の高さを誇る雪山で、その標高は約6500mにも及ぶ。
高山病対策
必須なのは高山病用の薬。クスコ市内の薬局で簡単に購入できるが、日本で処方してもらうのがおすすめ。薬は、クスコに到着する前から飲んでおこう。
できれば酸素ボンベも調達しておこう。こちらもクスコ市内の薬局などで購入できる。息がとても苦しくなった際に2回ほど酸素を吸うと体も楽になる。一気にたくさん吸うと逆にきつくなってしまうので、使い方には注意が必要。
最後にたくさん水を飲むようにしよう。目安は2リットルだが、荷物が重くなると登山にも支障をきたすので、現地で購入するなどして、なるべく荷物を軽くするようにしよう。スタートから1時間ほどの入場ゲートが基本的に最後の購入ポイントなので買い足す形が理想。
「レインボーマウンテン」への2件の返信
これは知らなかった、綺麗ですね!
日本から気軽に行けないのが残念ですね。。。自然の偉大さを感じます