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アメリカ ワシントンDC

スミソニアン博物館

スミソニアン博物館はアメリカの首都ワシントンDCにある博物館群で、アメリカを代表する化学、産業、技術、芸術、自然史の博物館群であり教育研究機関である。現在1億4000点のアイテムがコレクションされており、そのうちの2%が実際に展示されていると言われている。スミソニアン学術協会が運営しており寄付や公式ショップの利益などを運営資金としているため、入場はなんと無料である。入場の際には手荷物検査が行われるため、荷物は少なくしていくと良い。

全部で19あるスミソニアン学術協会が運営する施設には、博物館一つ一つにテーマがあり、貴重な品が展示されている。ワシントンDCのモールと呼ばれるエリア周辺にも点在しており、徒歩で博物館群を順番に見ていくことができるが、すべてじっくり見ようとすると、一日では博物館1館分で終わってしまうため、自分の興味のあるものがテーマとなっている場所に時間を使うと良い。

モール及びその周辺の博物館

・スミソニアン協会建物

元スミソニアン協会本部の建物で、現在はスミソニアンの研究やコレクションの規模や範囲を紹介している。

・国立航空宇宙博物館

ここには宇宙や航空機に関するものが展示されており、1903年にライト兄弟が最初に運転した飛行機、ライトフライヤー号や、月の石などが展示されている。

・国立自然史博物館

ここは自然界のことについて学べる場所となっており、動物の標本をはじめ、恐竜の骨格標本や、鉱物の原石の展示がされている。

映画「ナイトミュージアム2」の舞台にもなっている。

・国立アメリカ・インディアン博物館

アメリカではじめてインディアンのみをテーマにした博物館。

アメリカ・インディアンの文化や芸術に関しての展示が行われている。

・フリーア美術館/アーサー・M・サックラー・ギャラリー

この二つの美術館は地下の連絡通路でつながっており、ともに日本や中国をはじめとしたアジアの芸術品を展示している。貴重な仏像を展示している空間は仏教への理解が示されており、思わず拝みたくなるような神秘的な空間が演出されている。

・スミソニアン・アメリカ美術館レンウィック・ギャラリー

アメリカの現代工芸品や、現代美術品を展示している。

・国立郵便博物館

アメリカ合衆国における郵便の歴史と切手蒐集をテーマにした博物館。

かつて使用されていた郵便配達のトレイラーの実物大模型や郵便飛行機が展示されている。

ハーシュホーン博物館と彫刻の庭

ここには現代美術をテーマとした展示作品が並んでおり、博物館の数編には彫刻作品が展示された彫刻庭園が存在する。博物館は特徴的なドーナツ状の建物となっている。

・国立アフリカ美術館

ここにはアフリカの伝統美術品、現代美術品が展示されている。

・国立肖像画美術館

ここはアメリカが植民地だった時代以前から現代までのアメリカ合衆国を形作ってきた偉人達の肖像画を通じてアメリカの歴史を学ぶことのできる美術館となっている。

・国立アメリカ歴史博物館、ケネス・E・ベーリング・センター

ここではアメリカの科学、文化、政治的発展の様子などをテーマにした展示が行われている。

・スミソニアン・アメリカ美術館

ここではアメリカ美術史をテーマにした展示がされている。

・スミソニアン・ガーデン

スミソニアン・ガーデンは壁のない博物館とされており、スミソニアン博物館の周囲におかれた庭園のこと。博物館での鑑賞体験をより高めることを目的に設計されている。

ワシントンDC及びヴァージニア州内のスミソニアン博物館群

・国立動物園

ここには400種近い生き物が飼育されており、そのうち4分の1は絶滅の危機に瀕した種である。野生生物の保護や研究を目的としており、種の生態について学ぶことができる。

最寄り駅はwoodlay park/zoo/adams morgan駅。

・アナコスティア・コミュニティ博物館

都市社会に起こる過去から現代までの様々な社会問題について、調査、研究がなされている施設。近代化や異文化交流、環境変化などの社会生活の側面を探求する展示がなされている。

最寄り駅はanacostia駅。

・国立航空宇宙博物館スティーブン・F・ウドバーハジー・センター

広々とした展示施設で、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんの搭乗したスペースシャトルディスカバリー号などの歴史的に重要な航空宇宙関連の機器が展示されている。

ワシントン・ダレス国際空港の近くにある。

「スミソニアン博物館」への2件の返信

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