ルーヴル美術館は、フランスの首都パリにある世界最大級の美術館。毎年800万人以上の入場者が訪れるここは、美術館では世界で最も入場者数が多い。
収蔵品は380000点以上にも上り、60600平方メートルの敷地内に展示されており、コレクションの中には先史時代のものも含まれる。
見学は有料だが、ルーヴル美術館の常設展に限り、オフシーズンである10月~3月の第一日曜日は入場無料となる。
アクセス
地下鉄1番線、または7番線に乗り、辿り着くパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅が最寄り駅となっている。
注意点
ルーヴル美術館は非常に広大であるため、すべてを見て回るには5日必要とも言われている。そのため、事前に自分の興味のある展示物をリスト化し、優先順位をきめ、展示物のエリアを下調べし、見学コースを決めておくと良い。
また、事前予約をすることで、チケット購入のための待機時間も減る。加えて、館内持ち込みの荷物を減らして行くことで、手荷物検査に手間取る必要も無くなるので、限られた時間の中でより多くの展示品を見学したい方は、こういった工夫をすると良い。
特に、ルーヴル美術館は館内の案内表示が不十分であると言われることもあるため、事前の下調べは必須だ。
一方、来場者数が多いルーヴル美術館では、館内にもスリがいるため、貴重品の管理が大切だ。
館内ガイドツール
ルーヴル美術館では、館内ガイドツールがレンタルできる。
作品の詳細な説明や、現在地から目的地までの案内もオーディオ付きでしてくれるためおすすめだ。
ガイドツールは、ニンテンドー3DSを用いたものをレンタルする方法と、事前にスマートフォン用アプリを購入する方法がある。
どちらの場合の日本語対応があるため、好みのツールを選択すると良い。
代表的な展示品
ルーヴル美術館に展示されている作品から有名な作品をいくつか紹介する。
・モナ・リザ(ラ・ジョコンダ)
レオナルド・ダ・ヴィンチ作。世界で最も有名な絵画として知られている作品。
・サモトラケのニケ
ルーヴル美術館のシンボルともなっている彫像。
紀元前190年ごろの作品。作品としてかたどられているギリシャの勝利の神、ニケは、スポーツメーカーのNIKEの名前の由来となった。
・ミロのヴィーナス
美しい女神の彫像。ヴィーナスは、ローマ神話の愛と美の女神。
・民衆を導く自由の女神
ドラクロワ作。自由の女神とは、フランスの自由を象徴する女性像。アメリカのニューヨークにある自由の女神もフランスから贈られたものであり、ドラクロワの作品と同じ肖像。
このほかにもルーヴル美術館には数々の名作が展示されており、一度は名前を聞いたち目にしたことがある作品群を実際に鑑賞することができる。
また、メインエントランスのルーヴル・ピラミッドは夜間ライトアップされており、こちらも是非とも見てほしい。
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