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海外旅行に行く前に!日本大使館のない国

日本大使館とは?

長期休暇が近づいてくると、海外旅行を計画したくなるものである。近年ではインターネットやSNSで簡単にその国の情報や動画、写真にアクセスでき、また格安航空により海外旅行は身近なものになった。

中には、聞いたこともない国に興味を持ち、渡航する人もいるだろう。そんなマイナーな国の中には日本大使館が未設置の国があるので、渡航前に確認して欲しい。

日本大使館や日本領事館には日本人や日本語を話せる外交官がおり、パスポートの発給、災害時の支援などをしてくれる。もしも日本大使館等未設置の国に渡航した際に、パスポートの盗難や紛失、また災害などにより避難が必要になった場合、多くの時間、労力を使いサポートしてもらうこととなる。

日本大使館未設置国(2022年1月)

現在外務省は230以上の国や地域に在外公館を設置しているが、特に島嶼国(とうしょこく)と言われる太平洋やカリブの島国には未設置の場合が多いので、訪れる際には注意が必要である。

・アジア

ブータン

・太平州

キリバス、クック、ツバル、ナウル、ニウエ

・中南米

アンティグア・バーブーダ、ガイアナ、グレナダ、スリナム、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント、セントルシア、ドミニカ、バハマ、ベリーズ

・欧州

アンドラ、コソボ、サンマリノ、マルタ、モナコ、モンテネグロ、リヒテンシュタイン

・アフリカ

エスワティニ、エリトリア、カーボベルデ、ガンビア、ギニアビサウ、コモロ、コンゴ共和国、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、セーシェル、赤道ギニア、ソマリア、チャド、中央アフリカ、トーゴ、ニジェール、ブルンジ、リベリア、レソト

島嶼国で災害が起こった際には、外交官が現地に向かう事が難しく、また避難するために他の地域に移動することも難しい。台風やハリケーンなど、危険を感じた場合は渡航を取りやめるなどの判断が必要である。

まとめ

日本語の通じない海外で、パスポートの盗難、災害にあった時に頼りになるのが、外交官がいる日本大使館。外務省では、海外安全ホームページにて在外公館未設置の国への渡航をする人へ情報を公開している。

海外安全ホームページでは、他にも感染症情報や治安情報などの情報を公開しているので、海外渡航の前にはぜひ確認して欲しい。

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