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オーストラリア

オーストラリアの国旗

国旗に込められた意味

オーストラリアの国旗は左上の英国旗(ユニオンジャック)、右側に南十字星(サザンクロス)、左下に連邦の星(コモンウェルススター)を配置した旗である。

左上のユニオンフラッグはイギリスとのつながりを象徴しており、オーストラリアの基礎となった6つの植民地や大英帝国の一部として忠誠を誓っていたことを意味している。

右側に配置された南十字星は国土が南半球に位置することを示しており、植民地時代よりオーストラリアを意味するものとして使われていた。オーストラリアでは身近な星座だが、とても小さな星座なので、見つけるのは少し難しい。

そして左下には6州と1準州を象徴する七稜星を配している。

オーストラリア国旗の歴史

現在使用されているオーストラリアの国旗は、1901年に選出され、9月3日にメルボルンで初めて掲揚された。その際には青ベースの国旗と赤ベースの国旗の2種類が存在し、1941年に当時の首相が青ベースの国旗を国旗と定めた。

その後デザインの変更などを経て1953年に国旗法により正式にオーストラリアの国旗と制定された。この時、青ベースの旗を国旗に、赤ベースの旗を商船にあげる事になった。

しかし、この際に国民は国旗の制定に関わる事ができず、さらに2016年にニュージーランドで国旗の変更をめぐる国民投票が行われたことでオーストラリアでも国旗の見直しをするかどうかのオンライン投票が行われた。

ニュージーランド国旗との違い

オーストラリアの国旗はお隣の国、ニュージーランドの国旗とよく似ている。

比べてみると、右側の南十字星の色と、左下に連邦の星がない事以外は同じデザインである。

どちらの国もイギリスからの独立国家である事で、ユニオンジャックを配している事、南半球に位置することを象徴する南十字星など、由来も同じである。

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