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メキシコの星☆ルチャ・リブレの魅力

ルチャ・リブレとは

ルチャ・リブレ(Lucha Libre)は、スペイン語で自由の戦いという意味で、先住民とスペイン人征服者との戦いを表した戦いこそがルチャ・リブレである。

ルチャ・リブレはメキシコ人にとって最もポピュラーな格闘技でメキシコ版のプロレスとして日本にもファンが多い。エンターテイメントに特化している事が特徴で、その演出はプロレス素人でも充分楽しむ事ができるほどわかりやすい。週2回行われる試合では毎回大勢のメキシコ人が家族連れ、友達同士、カップルなどで観戦に集まる。

ルチャ・リブレの試合

試合会場は沢山あるが、特に有名なのはメキシコシティの中心部にあるルチャリブレの聖地アレナ・メヒコ。試合開始までは会場周辺のプロレスグッズを売る出店でTシャツ、マスク、キーホルダーなどの買い物を楽しもう。

試合はテクニコス(Técnicos)と呼ばれるヒーローと、ルドス(Rudos)と呼ばれる悪役とに分かれて行われ、マスクをしている方がヒーロー、素顔をさらしているのがヒールである。

テクニコスは素顔をさらしてはいけないという掟があり、もし試合中にマスクが剥がされ素顔を見せることがあった場合はテクニコスは二度とそのマスクを被ることはできず、場合によっては引退に追い込まれることも。

試合は3本勝負となり、テクニコスがルドスを負かし、負かされ、最後はテクニコスが勝つというのがお約束のストーリー。

派手な空中殺法、迫力満点のチョップなど見せ場があり、プロレスを初めて見る人でもルチャリブレは分かりやすく、観ているだけでとにかく楽しい。

レスラーの中にはメキシコへプロレス留学中の日本人レスラーも出場する。過去には若かりし北斗晶や中邑真輔、棚橋弘至などもここで試合を積んでいた。

ルチャ・リブレの美学

ルチャ・リブレに登場するルチャドールたちは、トップレスラー以外は昼は仕事をし、夜はマスクを被りルチャドールとなる。彼らは巨体や素晴らしい肉体を持っているわけではなく、普通のおじさんのようなレスラーも多い。

メキシコ人の多くは子供の頃からルチャ・リブレを見て育ち、ルチャドールに憧れる子供も多い。そのため、若者も人生の折り返しにさしかかったおじさんもトップレスラーを夢見て3000円のファイトマネーでリングに上がるのだ。

また、ルチャ・リブレはヒーローとヒールがお互いにお互いを信頼し、技をかけたり受けたりすることで観客をハラハラさせ、大声で叫ばせて試合を成立させる事が特徴。お互いを信頼していればしているほど試合が盛り上がると言われている。

ヒーローがヒールを倒す姿に自分たちを投影したり、現実では勝てなかった征服者と先住民の戦いへの思い、だからこそ観客は熱狂的に応援をする。ルチャが大好きなルチャドールが作り上げるルチャ・リブレは産まれた所や皮膚や目の色に関係なく、会場が一体となってリングに向かって熱をあげる、メキシコにおける究極のエンターテイメントなのだ。

チケットの値段

チケットの値段は40~300ペソ(1ペソ約6円)まで幅広いが、特にこだわりがなければ100ペソ前後の席がおすすめ。一人一つの席確保されており、比較的きれいで安全。安いチケットでは、椅子は長い板で、前後左右の人たちに体がぶつかりながらの観戦となる上、席や床が汚れている場合が多い。

カメラの持ち込みはできないので、クロークに預けるか、持っていかないようにしよう。また、席までの案内係がいるので、案内が終わったら20ペソ前後のチップを渡すため、お金を少し持っておこう。

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