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ボリビア

ラパスのロープウェイ

ミ・テレフェリコ

ボリビアの首都、ラパスは標高約3800mにある、世界で最も高いところにある。そんな街、ラパスは盆地になっており、高いところでは約4000mにもなる。ラパスではその標高ときつい坂道から、車が生活必需品となり交通渋滞が深刻となっていた。そこでボリビア政府が打ち出した対策がロープウェイの建設だった。今では市民の足としてはもちろん、観光として乗る客も世界から集まる。

路線図と値段

Mi Teleférico公式サイトより

現在ロープウェイの路線は10線あり、ラパスの中心から各地へと伸びている。線によって色分けがされており、駅の色や壁の色などでわかりやすい作りとなっている。

料金ははじめのラインに乗る際に3ボリ(約45円)、そこから路線を乗り継ぐたびに2ボリ(約30円)と安く設定されている。チケットはQRコードが印刷されたレシートのようなもの。これを改札でタッチして入場する。

ロープウェイには6人〜8人程度が乗れる。各線に2〜3の駅があるので、途中で降りたり、途中から乗って来る人もいる。日本のロープウェイとは違い、小さなバスのような感覚が新しい。

ラパスの中心部を眺めるのに人気の街はエルアルトという街である。ラパスの街はレンガ造りで、レンガの赤が一面を染める様は絶景であるが、夜景も人気である。

赤い線の終着駅は有名な泥棒市の最寄駅でもある。途中にはカラフルな家々の上空も通り過ぎ、見所の一つとなる。

ラパスは低地に行くほど高級住宅地となり、高地に行くほど治安が悪くなるので、夜に一人で出歩くなどは控えよう。

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