アメリカ合衆国の中でもグルメの街として知られるニューオーリンズ。
ケイジャン料理、クレオール料理と呼ばれる独自の食文化があり、アメリカ国内外問わず旅行客の関心を集めているため、ここに来たら、是非とも味わってみてほしい料理を紹介する。
・ジャンバラヤ

ジャンバラヤは、スペイン料理のパエリヤのような料理。ニューオーリンズの特産品であるタバスコが入っており、少し辛口の味わいとなっている。
玉ねぎ、セロリ、パプリカなどの野菜と、肉、もしくは魚介を合わせて提供される。レストランでオーダーする際にはお好みの具材をオーダーしよう。
ニューオーリンズでよく食べられるザリガニを合わせたジャンバラヤも人気メニューだ。
・ガンボ
ガンボという名前はオクラを意味し、オクラから出るとろみを生かしたスープ料理。レストラン、家庭によってさまざまな味付けがある。一般的に、オクラ、玉ねぎ、セロリ、パプリカなどの野菜類を中心に、魚介ベースや、鶏肉ベースなどスープの材料もさまざま。
・オイスター
ニューオーリンズはカキで有名。街にはオイスターバーが数多く見られる。レモンを絞って頂くニューオーリンズの生ガキは絶品だが、食あたりの危険もあるため自己責任で。
・ベニエ

ベニエはニューオーリンズの名物スイーツ。ドーナツの一種で、たっぷりと粉砂糖を振りかけて頂く。
特にジャクソンスクエアにあるカフェ・デュ・モンドはベニエで非常に有名な店。行列が絶えず、店内飲食をするにはかなりの待ち時間を要するが、お持ち帰り専用の列が別にあるのでこちらに並ぶと比較的少ない待ち時間でベニエにありつくことができる。
おすすめはベニエとカフェオレのセット。
・ポーボーイ

ポーボーイはパンに野菜とザリガニや、ナマズ、ソーセージなどを挟んだサンドイッチ。軽食にも丁度よく、現地のスーパーにも売られている。
・ハリケーンカクテル
レモンとラムをベースにした甘めの味わいのカクテル。最大の特徴はグラスの代わりに金魚鉢が使われている点。とはいえ、バーの軒先などでテイクアウトで売られている分に関しては、プラスチックの容器が使われている。量が多いのでアルコールに自信がない方は気を付けよう。
・ザリガニ、ナマズ、アリゲーター
ニューオーリンズの料理には日本ではあまり見かけない食材が多い。特にザリガニは現地では人気の食材で、いたるところでCraw fish(ザリガニ)の文字を見かける。味はほとんどエビと同じ。興味のある方はチャレンジしてみよう。