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スペイン マドリード

プラド美術館

プラド美術館はスペインの首都マドリードの中でも特に有名観光スポットで、世界三大美術館の一つである。数千点にものぼる展示されている作品には有名な作品が多く、絵画に詳しくない人でも楽しむ事ができる。プラド美術館の中で注目すべき画家はベラスケス、ゴヤ、グレコといったスペインで数々の有名作品を残した3大巨匠。

プラド美術館の見所

・ラス・メニーナス(女官たち)

ディエゴ・ベラスケスの作品で、プラド美術館で最も有名な作品である。マルゲリータ王女を中心にした家族の肖像画。ディエゴ・ベラスケスは王宮の鍵全てを預かる王宮配室長という役職につき、役人としても働いていた。そのためベラスケス自身も王家が描かれているこの絵の中にいる。この絵は国王夫妻の位置から見た光景を描いたと言われている。

ピカソがこの絵をオマージュしており、ピカソ版ラス・メニーナスはバルセロナのピカソ美術館に展示されている。

・ブレダの開城

あらゆる絵画の中で最もスペイン的な1枚、と言われている作品でこちらもディエゴ・ベラスケスが描いた。

「ブレダの開城」はスペインがオランダ、ルクセンブルク、ベルギーでとの戦いに勝利したのを記念して、「諸王国の間」と呼ばれる大ホールに飾るために描かれた戦勝画。

貴族でスペイン軍の将軍であったアンブロジオ・スピノラが描かれており、膝まずいた敗者の肩に手を当てている男性がアンブロジオ・スピノラ。アンブロジオ・スピノラはオランダ軍に示した尊敬の態度を讃えられている。

・バッカスの勝利

この作品もディエゴ・ベラスケスが描いたもので、ディエゴ・ベラケスはバロック期のスペインを代表する絵画。

タイトル通りバッカスと農民の酔っ払いたちが描かれている作品。バッカスはローマ神話のワインの神様で、この絵の中ではぶどうの葉の王冠をつけているのがバッカスである。宮廷の絵画が多いディエゴ・ベラスケスにしては珍しい絵画である。

・着衣のマハ・裸のマハ

18世紀の宮廷画家ゴヤの作品。マハとはスペイン語で「小粋な娘」という意味。このモデルの女性は誰なのかははっきりしていないが、この絵の注文主はスペインの宰相マヌエル・ゴドイ。着衣のマハと裸のマハはセットになっており、裸のマハの方が先に描かれた。当時スペインはフルヌードの絵画を持っていることはタブーとされていたため裸のマハを覆い隠すために着衣のマハを発注したのではないかと言われている。

・イエスの復活

ギリシャ出身のエル・グレコの作品。エル・グレコは彼のニックネームであり、グレコはギリシャ人という意味。本名はドメニコス・テオトコプーロス。エル・グレコはスペインのトレド大聖堂からの注文作「聖衣剥奪」から有名になった。グレコの作品は宗教画が多く、この作品はその中の代表作の1つであり、新約聖書の「キリスト復活」が描かれている。作品の筋肉の描き方は巨匠ミケランジェロの表現に影響を受けている。

アクセス

プラド美術館は地下鉄1号線バンコ・デ・エスパーニャ駅、またはアトーチャ駅から徒歩10分とアクセスしやすい場所も魅力的で、プラド通りにはお店やホテルなどが立ち並んでいるので美術館へ行く前後に周辺の観光も可能。

開館時間

月曜日~土曜日は10時から20時

日曜日と祝日は10時から19時

1月6日、12月24日、12月31日は10時から14時までで開館時間が短縮されいる。また1月1日、5月1日、12月25日は休館日となっている。

入場料

一般入場料 15ユーロ

月曜日~土曜日の18時から20時まで、日曜日・祝日の17時から19時までは無料観覧が可能

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