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クスコ ペルー

マチュピチュ

ペルーの標高2,430m、アンデス山脈に位置する空中都市マチュピチュ。今も多くの謎に包まれたインカ帝国の天空遺跡はそのミステリアスな背景にロマンをかき立てられ、世界中から多くの観光客が訪れている。

マチュピチュへ旅のスタート

クスコからバスで列車の駅に行き、マチュピチュへの旅がスタート。クスコから車で15分程のポロイ駅から直通の列車を利用するか、バスで1時間45分程のオリャンタイタンボ駅まで行き、残りを列車に乗るかの2つの方法がある。

ポロイ駅からは直行便で便利だが、便数が少ないのが難点。オリャンタイタンボ駅からは便数も多く、サービスと料金は少しづつ違う3種類の列車があるので、時間・予算・希望するサービスで選択しよう。

マチュピチュ村は遺跡のふもとに広がる村。村の中央に川が流れており、お土産物屋さん、レストラン、マッサージ屋さんなどが軒の並べていて、ぶらぶらしているだけでも楽しい。アルパカの帽子やマフラーもおすすめ。アンデスらしい原色を使った小物や、願いが叶うと言われているエケコ人形などもある。

マチュピチュの見所

マチュピチュの見所として有名なのは「段々畑」「3つの窓の神殿」「インティワナ」。

一つ目の見所はアンデネスと言われる傾斜を巧みに利用した40段にも及ぶ段々畑。3mほどの石の壁で階段を作り、水や日光の当たり具合などを有効活用し、食料を計画的に生産してこの高所にある都市に暮らす住民を支えた。

次の見所は3つの窓の神殿。中央の広場に向って大きな窓が3つある建物跡で、窓は太陽が昇る東側を向いており、夏至の日の出の位置を完璧に示しているともいわれている。その窓から入ってくる光と影で様々な世界観を表現していたシンボルの石組み。

3つ目の見所はインティワタナという日時計。インカ時代の言葉ケチュア語でインティワタナは太陽を繋ぎ留める石で、暦を読み解く為の日時計として使われていた。遺跡内でも一番高い場所にあるので、ぐるりと360度の展望を楽しめる場所でもある。

ベストシーズン

南半球にあるペルーの季節は日本とは真逆で主に乾季(5月~10月)と雨季(11月~4月)に分かれている。基本的には乾季に観光するのがおすすめ。乾季のマチュピチュは晴れる確率が高く、山々や谷を綺麗に見渡すことができる。最も降水量が少なく晴天が続くのが6~7月。

気温は年間を通じて変化が少なく、平均気温は一年通して最高気温20℃・最低気温5℃ほど。日中は日が差して暖かくTシャツ1枚でも大丈夫だが、朝晩は冷え込むので防寒具を忘れないように。

遺跡内の道は未舗装なうえ、マチュピチュ観光では階段や坂道などアップダウンのある道を上り下りすることになる。急斜面や岩をよじ登るようなハードな山道も含まれるので、足元が悪く滑りやすい雨の多い時期は避けるのがベスト。

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