イタリア南部に位置する都市ナポリは、「ナポリを見てから死ね」ということわざがあるほど美しい街で、イタリア屈指のリゾート地。美しい街、絶品グルメ、自然の絶景を目当てに多くの観光客が集まる。
主な観光地
・ヌオーヴォ城
ヌオーヴォ城の見所は、何といっても、フランス風に造られた4つの円筒型の塔と非常に高い城壁の重圧感である。ヌオーヴォ城の屋上からの景色は抜群。サンテルモ城、ナポリ歴史地区などを眺めることができる他、反対側に目を向けるとナポリの港、モロ・べヴェレッロなどを見下ろすことができる。また、日が沈み暗闇に包まれると、ヌオーヴォ城がライトアップされ、より豪華で迫力のある雰囲気が漂うので必見。
・卵城(カステロ・デル・オーボ)
卵城は、かつて漁村だったサンタルチア地区の美しい海岸通りに建つ城。海の中に突き出すように造られた巨大な石の要塞。古代ローマ帝国時代より、この地はメガリデの小島と呼ばれていた。そのメガリデの小島にあった卵城は、もともとはローマの軍人、ルクルスが建てた豪華な別荘。城塞として建て替えられたのは、10世紀頃だといわれている。名前の由来は、城を建てた時に魔術師が基礎部分に卵を埋め、「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説に由来する。
・アマルフィ
アマルフィと言えば、世界遺産「アマルフィ海岸」が有名。断崖絶壁にひしめくようにして建つカラフルな家々は、アズールブルーの海の色と相まって、息をのむほどの絶景。“神々の道”と呼ばれるトレイルからその景色が一望できる。
アマルフィはナポリから車で1時間ほど南にある都市。他にフェリーやバスでアクセス可能。
・アウグスト庭園
ナポリ湾に浮かぶカプリ島に美しい庭園がある。ドイツの大実業家フリードリヒ・アルフレート・クルップがここに大邸宅を建設するにあたって作られた庭園で、当初はクルップ庭園と呼ばれていたが、1918年以降は現在のようにアウグスト庭園と呼ばれるようになった。
カプリ島の豊か植生をよく反映した植物公園には色とりどりの花が咲き乱れている。海を望むよう設計されたテラスがあり、ここからのカプリ島沖に浮かぶファラリオーニの奇岩群やマリーナ・ピッコラ、ソラーロ山を望むパノラマは素晴らしい。
・青の洞窟
打ち寄せる波によって断崖絶壁が浸食し、形成されたのがカプリ島の青の洞窟。洞窟中は奥行き約54m、高さ約15mの空洞が広がっている。地盤沈下で海面下に沈んだ横穴から光が差し込むため、石灰質を含んだ洞窟内の水が眩しいほど青く見えるといわれている。
ローマやナポリからツアーが運営されているほか、陸路でのアクセスもできる。陸路から行くメリットは、他の観光客を待つ必要がない、乗船時間が少ないので船酔いや疲れが少ないなど。ただ、チップなどでトラブルになることもあるので、複数の口コミを確認して適したアクセスを見極めよう。
アクセス
日本からナポリへの直行便はなく、ローマを経由するのが一般的。ローマからナポリまでは、イタリアの国内線で約50分、鉄道で約1時間でアクセスできる。
「ナポリ」への2件の返信
ナポリに行ったのは、14年前かなあ?
青の洞窟にも行ったけど、天候が悪く見学できませんでした…”(-“”-)”
沢山ヨーロッパ旅行に行かれてるんですね!!
旅には予定通りに行かない面白さもありますね
チャンスがあれば、リベンジしにいきましょう(*^^*)